SPICE OF LIFE 3. [KILLY EDNA]
というわけで、イベントの続きです。このときに難しかったのが照明の色。左手上から赤いランプシェードを
通した光が当たっていて、顔が真っ赤に写ってしまうため、色温度をぎりぎりまで下げてみたり、後から
色調補正をかけたりしています。
ようやく800枚を150枚くらいに絞って補正も終わり、ひと段落です。後は昼の写真も撮って欲しいと
言われているので、明日出かけてこようかな。29日まで展示会は続きますので、KILLY EDNAブランドが
気になる方は是非♪
全然話は変わるのですが、上の子が国語で「詩歌」の勉強をする、というので、色々あるよ~と本棚を
ごそごそ。小学生なら谷川俊太郎と草野心平あたりがいいかな…と手始めに持ってきたのですが、
久しぶりに草野心平の詩集を読んだら、ああ、これ大好きな詩だった。何で忘れてたんだろう…と
言うのが続々。「ぐりまの死」「ごびらっふの独白」「るるる葬送」「さやうなら一万年」など、高校・大学
時代に繰り返し繰り返し読んで、時には声に出して読んでみて、その不思議な外国語のような
かえる語の部分まで愛しく思っていた言葉たちに久しぶりに心を奪われました。
「ごびらっふの独白」の日本語訳部分の最後がとても好き。孤高の蛙のイメージで。
ああ虹が。
おれの孤独に虹がみえる。
おれの単簡な脳の組織は。
言はば即ち天である。
美しい虹だ。
ばらあら ばらあ。
ものづくりをする人は、(この場合は「自分だけのオリジナルを追及する」という意味での『ものづくり』です。)
きっとこの孤独の中に見える輝く虹を知っている、と思います。一度その虹を見てしまったら、追いかけずには
いられない、とも。chasing the rainbow ですね。
で、結局コドモはと言うと、谷川俊太郎の「わらべうた」などの詩にハマって、草野心平は取りあえず素通り
でしたが…(笑)。
青臭くて、苦い『わかば』の写った1枚!
これらと同じ空間に溶け込んでいますね♪
傑作でしょう!!
by akihiro-s (2010-08-21 09:27)
おおおおぉーーーーーっ、『わかば』のワン・ショットのニクイこと、ニクイこと♪♪♪\(o ̄∇ ̄o)/♪♪♪ (※「新生」はありませんでした?)
こういう昭和ノスタルジー(とうとう昭和にまで「ノスタルジー」が......!!!)を感じさせる場所は本当に貴重ですネ(〃^∇^)o_彡☆
by p-can♪ (2010-08-21 16:38)
谷川俊太郎、今でもなぜか図書館に行くと読んでしまいます。
昔から図書館で読む本が見つからないときなぜか谷川俊太郎に落ち着いています。
「わかば」は喫煙者の僕には”おぉ”と思ってしまいます^^
by ヤングコーン (2010-08-21 20:00)
初めまして^^
すてきな 写真ばかりですね〜
わたしももの作りをしていますが、自分の中に問いかければ問いかけるほど
ふとした瞬間にいろんなイメージが浮かんできます。
その時の感じが 輝く虹、、これに似てるのかなぁ。
もっともっと磨いて、綺麗な虹にしたいです〜〜
by rui (2010-08-22 09:44)
こんにちは。
そごくいいアングルですね。
何だか昔が懐かしいような、画像の中に溶け込みたいような。
心が癒されるような感じがします。
by クリンピア (2010-08-22 12:38)
「わかば」じいちゃんが吸っていたな。
懐かしい。まだ、あるんだ。
by ボルチ (2010-08-22 20:41)
今晩は。
クチャクチャのわかばを見て、秋の到来を感じたのは自分だけでしょうか?
nice 写真ですね。
by ジジ (2010-08-22 20:55)